正社員に対して対比されるのが、派遣やアルバイト、パートなどの仕事である。
企業にとっては、派遣やアルバイトの方が人件費を抑え、効率的に業務を遂行して行く事も出来る。
ただし、これは、派遣やアルバイトとしての働き手が居ての話である。
少子高齢化時代が加速をすれば、高齢者は行える仕事に制限がかかる。
少子化になれば、若い人材としての働き手が少なくなるだろう。
企業は、現在よりも良い待遇で人材を集める必要性が高くなる。
現在において致し方がなく、派遣やアルバイトとして働いている方にとっては、正社員採用は付加価値の高い内容だ。
つまり、正社員採用として募集を行う企業は増えて行く事となる。
一般的に日本では、一生同じ企業に勤める事を美徳とする考えを持ち合わせている事もある。
欧米では、逆に転職を繰り返して、様々な経験を行う事を美徳とする事も多い。
グローバル化時代が加速をする事によって、この様な発想が日本にも取り入れられれば、派遣やアルバイト、中途であろうとも、正規として採用され易くなるだろう。
一般的に、正規の社員とは、フルタイムで働く姿である。
ただし、人材が少なくなる時代においては、人材を集めるために様々な業務体系が現れて来る可能性もある。
短時間の仕事であろうとも、正規の社員としての働き口が増える事も予測できる。
働き易い時代が訪れれば、子供を作るゆとりも生まれてくるだろう。
目先の時代は、少子化時代が訪れるが、長い目で見れば人口が増えて行くのである。